連携ガイド

EightとHubSpotの連携|方法・料金・名刺活用

EightとHubSpotの連携|方法・料金・名刺活用

Eightは個人向けの名刺アプリとして広く普及しており、無料から始められる手軽さが特徴です。一方HubSpotは顧客接点・営業データの中心としてマーケ・営業現場で使われています。両者を連携させることで、Eightで管理する名刺をHubSpotコンタクトとして取り込み、初対面の人脈をマーケティング・営業活動に直結できます。

結論から言うと、法人で共有名刺をHubSpotへ取り込む場合はEight Teamの公式HubSpot連携オプションを検討できます。個人版Eightでの外部連携可否は、利用中のプランと公式ヘルプで確認が必要です。本記事ではEight Teamの公式HubSpot連携と利用可否の確認が必要な連携候補、EightとSansanの違い、Eight Teamの連携の仕組み、同期データ種別、料金、ユースケース、運用注意点までを実務担当者の視点で整理します。

Eight×HubSpot連携の全体像

連携の目的は大きく分けて3つあります。①名刺データのCRM取込、②交換した名刺の即時マーケ活用、③個人事業主・スタートアップの小規模な営業基盤構築です。それぞれで適切な連携方法と設計が変わります。

名刺の自動取込

Eight→HubSpotコンタクト

  • 共有名刺→ボタン操作で同期
  • 転記作業を減らす

マーケ即時活用

名刺→メール配信リスト

  • 交流会後のフォロー自動化
  • オプトイン管理が必須

小規模な営業基盤

EightとHubSpotを小さく組み合わせる

  • データ出力・連携機能の利用条件を確認
  • スタートアップ向け
図1:Eight×HubSpot連携の3目的

用途を最初に明確化することで、過剰な連携設計を避けられます。Eightは「名刺の入口」、HubSpotは「育成プラットフォーム」と役割を分けることで、シンプルな運用設計になります。

公式連携と確認が必要な連携候補

Eight Teamの公式HubSpot連携と、利用可否の確認が必要な連携候補を整理します。iPaaS・API・CSVは、利用するEightのプランと提供機能を確認してから検討してください。

方法コスト実装難度主な特徴
Eight Team公式HubSpot連携Eight Team+連携オプション月額5,000円(税抜)低Eight Teamの有料オプション
iPaaS(Zapier・Make)各ツールの料金中個人版Eightでの利用可否は要確認
APIスクラッチ開発費高API提供の有無・条件は要確認
CSV取込CSV出力の利用条件と必要な契約による低(手動運用)CSV出力の可否・条件は要確認
表1:Eight×HubSpot連携の公式連携と連携候補

個人版Eightでの外部連携可否は、利用中のプランと公式ヘルプで確認してください。法人で共有名刺をHubSpotへ取り込む場合は、Eight Teamの公式HubSpot連携オプションを検討できます。

EightとSansanの違い・選び方

EightとSansanは同じSansan株式会社が提供しますが、対象顧客と機能・料金が大きく異なります。HubSpot連携を検討する際は、どちらが自社に合うかを先に判断する必要があります。

項目EightSansan
対象顧客個人(法人向けはEight Team)中堅〜大企業
基本料金無料(Eightプレミアムは月額600円または年額6,000円)公式に要確認
名刺データ化精度OCR+オペレータOCR+専任オペレータ
HubSpot公式連携Eight Teamの有料オプション(月額5,000円・税抜)標準連携機能あり
API利用要確認提供あり
組織内共有個人ベース組織横断で共有
表2:EightとSansanの比較

SansanとEight Teamの選定は、必要な共有範囲、連携要件、名刺量、見積もりを比較して判断してください。

Eight TeamのHubSpot連携の仕組み

Eight TeamにはHubSpot連携機能のオプション(月額5,000円・税抜)があります。Eight Teamでは、共有名刺をメールアドレスで判定してHubSpotコンタクトへ同期できます。該当するコンタクトがなければ新規作成し、あれば空欄の補完や接点情報の更新を行います。

同期は任意のタイミングでボタン操作により実行し、HubSpotからEightへの同期はできません。個人版Eightでの外部連携可否は、利用中のプランと公式ヘルプで確認してください。詳細はEight Team公式のHubSpot連携ページで確認できます。

同期できるデータとマッピング

以下はマッピングを検討するための例です。Eight Teamの公式連携で同期される項目、企業との関連付け、追加設定の可否は、公式仕様で確認してください。

EightHubSpotプロパティ備考
氏名(姓・名)FirstName / LastName必須項目
会社名Company(企業オブジェクト)企業との関連付けは公式仕様で確認
部署・役職Job Title結合マッピング可
メールアドレスEmail重複判定のキー
電話番号Phone Number固定/携帯の区別あり
住所Street / City / Zip分割マッピング
名刺取得日カスタムプロパティ初回接点の日付として活用
取得地(イベント名等)カスタムプロパティ取得経緯のラベル
表3:主要データのマッピング例

マッピング設計で気を付けるべきは「重複判定キー」と「取得経緯の記録」です。同一人物の名刺が複数回スキャンされる場合、メアドをキーに重複検知で1つのコンタクトに統合します。また「どのイベントで交換した名刺か」をカスタムプロパティに記録すると、後のセグメント分けがやりやすくなります。

料金

Eight×HubSpotの連携で発生するEight側の公開料金を整理します。

項目料金備考
Eight(個人向け)無料無料で利用を始められる
Eightプレミアム月額600円または年額6,000円個人向けの有料プラン
Eight Team 基本使用料月額19,800円(税抜)10名までアカウント料無料
Eight Team アカウント料月額500円/人(税抜)11名以降に加算
Eight Team HubSpot連携機能月額5,000円(税抜)有料オプション
表4:Eight・Eight Teamの料金

HubSpot本体はFreeプランから始められます。SansanとEight Teamの選定は、必要な共有範囲、連携要件、名刺量、見積もりを比較して判断してください。最新料金はEight Team公式FAQで確認できます。

よくあるユースケース3パターン

Eight×HubSpot連携の想定ユースケースを3パターン紹介します。

パターンA:起業家・個人事業主の人脈管理

交流会・イベント名刺→CRM

  • 交流会で名刺をEightにスキャン
  • 翌日HubSpotにコンタクト登録
  • 定期メルマガで関係性維持

パターンB:スタートアップの初期営業

小規模な運用から試すCRM

  • Eight+HubSpot(必要な契約を確認)
  • 取り込めるデータと費用を確認してから開始
  • スケール時にSansan+Pro移行

パターンC:副業・複業の人脈統合

複数プロジェクトの名刺統合

  • 本業・副業で交換した名刺をEight集約
  • HubSpotでプロジェクト別タグ管理
  • 用途に応じた連絡先利用
図2:想定ユースケース3パターン

スタートアップでは、必要なデータを取り込めることと費用を確認したうえで、小規模な運用から試す方法があります。EightとHubSpotを連携する際の費用は、データ出力・連携機能の利用条件と、必要な契約を確認して算出します。

運用上の注意点

Eight×HubSpot連携を本番運用する際に必ず気を付けるべきポイントを整理します。

注意点典型的な問題対策
個人版とTeamの機能差個人版での外部連携可否が不明確利用中プランを公式ヘルプで確認。法人はEight TeamのHubSpot連携オプションを検討
オプトイン管理無断でメール配信→スパム認定名刺交換時の同意取得
重複コンタクト複数人が同じ人の名刺を交換メアドキーで重複検知
同期遅延CSV手動取込で同期間隔が空く運用ルールで定期実施
削除データの扱いEight削除がHubSpotに未反映定期棚卸ルールで対応
個人情報の取扱い改正個人情報保護法対応同意取得・削除依頼運用
表5:運用上の注意点6項目

HubSpot関連の他連携記事として Sansan×HubSpot連携ガイド、kintone×HubSpot連携ガイド、Salesforce×HubSpot連携ガイド、Notion×HubSpot連携ガイド、Zoom×HubSpot連携ガイド も参考になります。BtoB EC側の選定軸は BtoB ECサイト比較 で整理しています。公式情報は Eight公式サイト および HubSpot Developers で確認できます。

よくある質問

EightとHubSpotは標準で連携できますか?
法人向けのEight TeamにはHubSpot連携機能のオプション(月額5,000円・税抜)があります。個人版Eightでの外部連携可否は、利用中のプランと公式ヘルプで確認してください。公式の連携はEight TeamのHubSpot連携です。Zapier等のiPaaS経由、API実装、CSV取込は連携候補として考えられますが、利用するEightのプランと提供機能で利用できるかを事前に確認してください。
Eight×HubSpot連携で何が同期できますか?
Eight Teamでは、共有名刺をメールアドレスで判定してHubSpotコンタクトへ同期できます。該当するコンタクトがなければ新規作成し、あれば空欄の補完や接点情報の更新を行います。同期は任意のタイミングでボタン操作により実行し、HubSpotからEightへの同期はできません。Eightは「名刺の入口」、HubSpotは「育成プラットフォーム」という役割分担になります。
Eight×HubSpot連携の料金は?
個人向けEightは無料で利用を始められます。Eightプレミアムは月額600円または年額6,000円です。Eight Teamは基本使用料月額19,800円(税抜)に、11名以降は1名あたり月額500円(税抜)が加算されます。HubSpot連携機能は月額5,000円(税抜)のオプションです。HubSpot本体はFreeプランから始められます。
EightとSansanの違いは何ですか?
EightとSansanはどちらも同じSansan株式会社が提供する名刺管理サービスですが、対象顧客が異なります。Eightは個人向け名刺アプリで無料から始められ、法人向けにはEight Teamがあります。SansanとEight Teamのどちらを選ぶかは、必要な共有範囲、連携要件、名刺量、見積もりを比較して判断してください。HubSpot連携はSansanの公式連携機能のほか、Eight TeamにもHubSpot連携オプションがあります。
Eight×HubSpot連携で気を付けるべきは?
①個人向けEightと法人向けEight Teamの機能差、②名刺データのオプトイン同意(無断メール配信はNG)、③重複コンタクトの統合(複数営業が同じ人の名刺を交換)、④削除データの扱い、⑤Eightプラン制約(連携機能の利用可否確認)、の5点です。法人で本格運用する場合はSansanまたはEight Teamへの切替を検討するケースも多いです。

Eight×HubSpot連携の設計・実装相談

クラバルはEight・Sansan・HubSpot・各種iPaaS(Zapier・Make)の連携設計と実装を支援しています。スタートアップ向けの低コスト構成から、規模拡大時のSansan移行設計、オプトイン運用ルール整備まで含めた一気通貫の支援が可能です。お気軽にご相談ください。

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