製品レビュー

makeshop BtoBの料金と機能|プレミアムとエンタープライズの3年試算

makeshop BtoBの料金と機能|プレミアムとエンタープライズの3年試算

makeshop BtoBはGMOメイクショップのEC構築サービス「makeshop」をBtoBに使う形です。全取引先に同じ商品・価格で売る会員制のサイトなら、プレミアムプラン(月額13,750円・初期11,000円、税込)の標準機能で運営できます。取引先ごとの価格などが必要なら、プレミアムにBtoBオプション(1機能110,000円の買い切り)を足すか、BtoBの基本機能が標準のエンタープライズプラン(月額55,000円〜・初期11,000円、税込)を選びます。

基本料金とBtoBオプションだけで3年分を試算すると、プレミアムに取引先別の価格表示を足して約62万円、BtoBの5機能を足して約95万円、エンタープライズは約199万円からです(基本料金は税込、BtoBオプションは税の区分が書かれていない公式の掲載額で計算した試算。決済・制作・カスタマイズの費用は含まない)。機能と料金は2026年10月20日にmakeshopの公式ページで確認しました。

※受発注総研は、Bカート認定パートナーとして構築・運用代行を手がける株式会社Cravalが運営しています。

この記事でわかること

  • makeshop BtoBのプラン料金とBtoBオプションの料金
  • プレミアム+オプションとエンタープライズの3年総額の比べ方
  • 取引先別価格・見積書・カタログ注文などBtoBで使える機能
  • 掛け払い(請求書払い)の受け方

makeshop BtoBとは?

makeshop BtoBはGMOメイクショップのEC構築プラットフォーム「makeshop」をベースに、法人向けの注文サイトを作るためのBtoB活用の仕組みです。公式は「BtoB EC構築」と「受発注DX」の2つの使い方を案内しています。makeshop全体では12,000社を超えるショップが利用していると公表しています。

BtoC向けの通販サイトと同じ仕組みの上で動くため、BtoCとBtoBを1つのサイトで扱う運営もできると案内しています。取引先だけがログインして注文する会員制のサイトにすることもできます。

makeshop BtoBの料金はいくら?

料金はベースになるプランの料金とBtoBの機能の料金を足して決まります。プレミアムプランではBtoBの機能を買い切りのオプションで足し、エンタープライズプランでは基本の4機能が標準で使えます。

項目プレミアムプランエンタープライズプラン
月額費用(税込)13,750円55,000円〜
初期費用(税込)11,000円11,000円
商品登録数10,000商品50,000商品
アカウント数(副管理者ID数)5アカウント〜20アカウント
販売手数料0円0円
取引先グループ別の価格表示・商品表示・決済制御、法人名入力各110,000円の買い切り標準搭載
見積書発行機能110,000円の買い切り機能別料金表では110,000円の単体オプション(同じページの説明には標準で使えるとの記載もある。※)
上の5機能のセット440,000円(個別に足すより110,000円安い)対象外(4機能は標準搭載)
シークレットショップ、カタログ注文各66,000円(年額)標準搭載
表1:makeshop BtoBの料金(2026年10月20日 makeshop公式の料金プランページとBtoB料金ページで確認。プランの料金は税込。BtoBオプションの金額はBtoB料金ページの表記どおりで、税の区分の記載はない)

※BtoB料金ページの機能別料金表では、エンタープライズの見積書発行は「+110,000円 単体オプション」です。一方、同じページのエンタープライズの説明には「見積書発行、カタログ注文などをすべて標準でご利用いただけます」とあります。この記事の試算は機能別料金表に合わせて110,000円を足しており、契約の前にmakeshopへ確認が必要です。

プレミアムプランは長期契約で月額が下がり、12か月契約は10%引き(月額12,375円、税込)、24か月契約は15%引き(月額11,688円、税込)です。長期契約の料金は一括払いで分割はできず、支払い後は返金されず、初期費用は割引の対象外です。makeshopの決済サービス(makeshopペイメント)を使う場合、プレミアムプランは月額1,650円がかかり、エンタープライズプランは0円です。

プレミアムとエンタープライズは3年でいくら違う?

取引先別の価格表示だけが必要ならプレミアム+1機能が約62万円、5機能にシークレットショップとカタログ注文まで足す構成は約134万円で、エンタープライズ(見積書発行を足して約210万円)より低くなります。エンタープライズは商品数の上限が大きく、承認フローなどのカスタマイズもエンタープライズでの対応と案内されています。

構成計算(月額は1か月契約)3年の料金
プレミアムの基本料金のみ(取引先別の価格なしの会員制サイト)11,000円+13,750円×36506,000円
プレミアム+取引先グループ別の価格表示506,000円+110,000円616,000円
プレミアム+BtoBの5機能セット506,000円+440,000円946,000円
プレミアム+5機能セット+シークレットショップ+カタログ注文946,000円+66,000円×2機能×3年1,342,000円
エンタープライズ11,000円+55,000円×361,991,000円〜
エンタープライズ+見積書発行1,991,000円+110,000円2,101,000円〜
表2:基本料金とBtoBオプションから試算した3年の料金(初期費用+月額×36か月+オプション。プランの料金は税込、オプションはBtoB料金ページの表記どおり。決済手数料、makeshopペイメントの月額(プレミアムは月1,650円で3年59,400円)、制作・カスタマイズ費用は含まない)

プレミアムを長期契約(たとえば24か月+12か月)にすると月額が下がりますが、一括払いなどの条件があります。商品が10,000点を超える、承認フローや基幹システムとの連携を作り込む、といった条件があるときは、エンタープライズを前提に見積もりを取ります。管理用のアカウントを増やしたい場合は、プレミアムで追加できるかと追加の料金を確認します。

BtoBで使える機能は?

取引先ごとの価格・商品・決済方法の出し分け、見積書の発行、品番を一括で入力するカタログ注文、取引先だけに見せるシークレットショップが、オプションまたはエンタープライズの標準機能として使えます。

  • 取引先グループ別の価格表示:取引先ごとに異なる卸価格・割引率・ポイント率を設定する
  • 取引先グループ別の決済制御:たとえば新規の取引先は銀行振込だけ、などの使い分けをする
  • 見積書発行:カートに入れた商品の見積書をPDFで発行し、法人名も入れられる
  • カタログ注文:品番を一括で入力して、FAXの注文書の代わりに使う
  • 会員登録の承認:承認した企業だけがログインして取引できる

クイックオーダー(商品コードやCSVでの一括注文)、バックオーダー(在庫切れの予約注文)、取引先側の購入承認フロー、基幹システム連携(公式はBOSS、NEXT ENGINE、kintone、SMILE、PCAクラウドなどを例示)、AI-OCRでのFAX・PDF注文書の取り込みは、カスタマイズとして個別見積もりです。まとめ買い割引の設定もあります。公式FAQによると、見積書を出したあとでも、決済画面でのクーポンやポイントの利用、まとめ買い割引の設定の変更、会員グループの特典などで価格が変わる場合があります。

掛け払い(請求書払い)はできる?

makeshopの画面で月末締めの請求書は発行できません。公式FAQはNP掛け払いなどのBtoB後払い決済を入れるか、外部の販売管理と連携して請求と債権管理をする方法を案内しています。

NP掛け払いと連携すると未回収のリスクを保証することもできる、と公式FAQにあります。契約の条件、手数料、保証の範囲は、使う決済サービスごとに確認します。サービスごとの違いはBtoB ECの見積・与信・請求書払いで比べられます。

makeshop BtoBの評判は?

この記事は公式ページの料金と機能をもとにした整理で、利用者の口コミや実際の使い勝手は評価していません。公式の情報から言えるのは、BtoCの通販と同じ仕組みでBtoBも扱えること、全取引先に同じ価格で売る会員制サイトならプレミアムの標準機能で始められること、取引先ごとの価格や見積書は有料オプションかエンタープライズになることです。12,000社という数字はmakeshop全体の利用社数で、BtoBに限った数字ではありません。使い勝手は、無料体験やデモで自社の価格表と注文を使って確かめます。

ほかのBtoB ECとどう比べる?

月額制で取引先別の価格を扱える製品と、公開料金から出した3年の料金を並べると次のとおりです。Bカート・CORECは消費税10%を足した金額、makeshopはオプション110,000円を税込と仮定した金額です。含まれる機能と上限が違うため、金額だけでは決めず、自社の価格表と取引先数で試します。

製品・構成3年の料金(試算)取引先別の価格の扱い主な上限・条件
makeshop プレミアム+価格表示オプション616,000円(オプション110,000円を税込と仮定)110,000円の買い切りオプション商品10,000点
makeshop エンタープライズ1,991,000円〜標準搭載商品50,000点
Bカート ライトプラン476,080円(税別432,800円)標準(価格グループは10まで)商品500・会員50まで
Bカート プラン10872,080円(税別792,800円)標準(価格グループは10まで)商品1,000・会員1,000まで
COREC ビジネスプラン(受注側)118,008円(税抜107,280円)1商品に単価4パターン、注文フォームごとに選択注文フォーム200件まで
表3:月額制のBtoB EC・受発注システムの3年の料金(2026年10月20日 各社公式ページで確認。Bカート・CORECは公式の税別・税抜の金額に消費税10%を足して換算。makeshopのBtoBオプションは税の区分の記載がないため表記どおり)

BtoCの通販サイトもmakeshopで運営している、または同じ仕組みでBtoBとBtoCを扱いたい場合はmakeshop BtoBが候補になります。BtoB専用の受発注として使う製品の比較はBtoB ECサイト比較、費用の比べ方は受発注システムの費用相場、大口割引の設定は大口購入割引を設定できるシステムの比較にあります。

よくある質問

makeshop BtoBの料金はいくらですか?
プレミアムプランは月額13,750円・初期11,000円(税込)で、取引先別の価格表示などのBtoB機能は1機能110,000円の買い切り(5機能セットは440,000円)で足します。エンタープライズプランは月額55,000円〜・初期11,000円で、BtoBの基本4機能が標準です(2026年10月20日 makeshop公式で確認)。
プレミアムとエンタープライズはどちらを選べばいいですか?
全取引先に同じ価格で売る会員制サイトならプレミアムの標準機能で足ります。取引先別の価格表示など一部のBtoB機能だけを使い、商品が10,000点以内ならプレミアム+オプションのほうが3年の料金は低くなります。商品数が多い、承認フローや基幹システム連携を作り込む場合はエンタープライズを前提に見積もりを取ります。
makeshopで掛け払い(請求書払い)はできますか?
makeshopの画面で月末締めの請求書は発行できません。NP掛け払いなどのBtoB後払い決済を入れるか、外部の販売管理と連携して請求を行う方法が公式に案内されています。契約の条件と手数料は、使う決済サービスごとに確認してください。
FAXの注文を減らす機能はありますか?
品番を一括で入力するカタログ注文機能があり、エンタープライズでは標準、プレミアムでは年額66,000円のオプションです。FAXやPDFの注文書をAI-OCRで取り込む連携はカスタマイズで、個別見積もりです。

出典

  • makeshop 料金プラン https://www.makeshop.jp/main/plan/(2026年10月20日確認)
  • makeshop BtoB 料金 https://www.makeshop.jp/main/btob/price/index.html(2026年10月20日確認)
  • makeshop BtoB よくあるご質問 https://www.makeshop.jp/main/btob/faq/(2026年10月20日確認)
  • Bカート 料金プラン https://bcart.jp/plan/ /COREC 料金プラン https://corec.jp/plan/(2026年10月20日確認)

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