比較・総論

受発注システム 無料の比較|制限と選び方を検証

受発注システム 無料の比較|制限と選び方を検証

受発注をまずコストをかけずにWeb化したいものの、どこまで無料で使えるのか分かりにくい、という担当者は多いはずです。結論から言えば、受発注システムは無料で始められますが、多くは「発注側は無料・受注側は有料」、または件数や機能に上限がある形です。この記事では「受発注システム 無料」の実態を、CO-NECT・COREC・@pocketなど無料プランのある主要サービスで比較し、制限と有料化の判断軸まで整理します。

受発注システムは無料で使える?

受発注システムは無料で使えますが、多くは発注側が無料で、受注側は有料、または件数・機能に上限があります。

「受発注システム 無料」と一口に言っても、無料の形は次の3タイプに分かれます。ここを取り違えると「無料のはずが課金された」という誤解につながります。

無料のタイプ内容注意点
発注側が無料発注する側は無料で使える受注側(売り手)は有料になりやすい
無料プラン機能・件数を絞った無料枠取引先数や登録数に上限がある
無料トライアル一定期間だけ無料期間終了後は有料に移行

自社が「発注する側」か「受注する側」かで、無料で足りるかどうかが大きく変わる点をまず押さえておきましょう。多くのサービスは、注文を出す発注側の利用を無料にし、注文を受ける受注側から利用料を得る仕組みになっています。これは、受注側にとって業務効率化や取引先拡大のメリットが大きいためです。したがって、自社が仕入れのために発注する立場なら無料で完結しやすく、逆に取引先から注文を受ける立場なら、どこかで有料化を前提に考えておく必要があります。この構図を最初に理解しておくと、各サービスの料金表を見たときに「自社にとって実質いくらか」を素早く見積もれます。

無料で使える受発注システムの比較一覧

無料枠のある代表的なサービスは、CO-NECT・COREC・@pocketの3つです。いずれも小規模から無料で発注業務を始められます。

無料の範囲と、見落としやすい上限を並べて比較します。無料条件は改定されることがあるため、契約前に各社公式で最新の内容を確認してください。

サービス無料の範囲主な上限・注意点
CO-NECT発注側に無料プラン受注側の本格運用は有料
COREC初期費用無料・無料プランあり件数・機能に上限
@pocket無料プランあり高度な運用は上位プラン

表のとおり、無料枠は「小さく発注業務を始める」用途に向きます。受注側も含めて本格運用する段階になると、有料プランや別サービスが視野に入ります。より広い比較は受発注システムの比較も参考になります。

主要サービスの無料範囲(CO-NECT・COREC・@pocket)

3サービスの無料でできること・できないことを、もう少し具体的に整理します。

  • CO-NECT:発注側は無料プランで発注業務をWeb化できる。受注側の機能や大量取引の運用は有料が基本
  • COREC:初期費用が無料で、無料プランから注文フォームの作成・受注管理を始められる。件数や機能には上限がある
  • @pocket:無料プランがあり、自社の運用に合わせて柔軟に使える。高度な自動化や大規模運用は上位プラン向け

いずれも「まず無料で試す」には十分ですが、無料でどこまでできるかは各社で差があります。無料の受発注システムを比べるときは、機能名だけでなく「無料のまま実運用に乗せられるか」を基準にすると失敗しにくくなります。公式の無料条件は各サービスの比較記事CO-NECT公式でも確認できます。

無料プランの制限・落とし穴

無料プランの落とし穴は、受注側課金・件数や取引先数の上限・基幹連携やサポートの制限に集約されます。

契約前に見落としやすい制限を一覧にしました。

制限内容
受注側の課金発注側は無料でも、受注する側は有料になりやすい
件数・取引先数の上限無料枠では登録数や取引先数に上限がある
機能制限帳票・在庫連携・承認フローなどが上位プラン限定
基幹連携API連携や基幹システム連携は有料が一般的
サポート無料枠ではサポート範囲が限定されることがある

「無料」の一語だけで選ぶと、運用が軌道に乗ったころに上限へ当たり、結局は乗り換えが必要になりがちです。最初に「どこから有料になるか」を確認しておくことが、二度手間を防ぐ近道になります。

BtoB EC構築の現場でも、受発注システム 無料の枠から始めた事業者が、取引先の増加や受注側のWeb化をきっかけに有料へ移行するのはよくある流れです。ここで起こりがちな失敗は、無料で使い始めたサービスにデータや運用フローが依存してしまい、いざ有料の別サービスへ移そうとしたときに移行コストが膨らむことです。無料で試すのは合理的ですが、「将来受注側まで広げるか」を最初に決め、その見通しに合うサービスを選んでおくと、後戻りを避けられます。無料だから何でも良い、ではなく、無料の次まで見据えて選ぶ姿勢が、結果的に総コストを下げます。

無料と有料はどこで分かれる?切り替えの判断軸

取引先数や受注件数が増える、受注側もWeb化したい、基幹連携が必要になった。この3つのどれかに当てはまったら、有料化を検討する目安です。

無料で足りるケースと、有料が必要なケースを整理します。

状況無料で足りる有料が必要
立場発注する側が中心受注する側もWeb化したい
取引先数少数増加・上限に接近
連携単独で使う基幹・在庫と連携したい
帳票・承認不要見積書・請求書・承認フローが必要

発注業務を小さく始めるだけなら無料で十分です。一方で、受注側の効率化やBtoB特有の機能が要るなら、無料の枠を超えて有料の選択肢を見た方が結果的に安く済みます。

判断を早めるコツは、金額ではなく「業務のどこが詰まっているか」を先に決めることです。たとえば「FAX受注の転記に毎日時間がかかる」なら受注側のWeb化が必要で、受発注システム 無料の発注側プランだけでは解決しません。逆に「発注書の作成と送付を楽にしたい」だけなら、無料プランで十分に効果が出ます。自社の課題が発注側か受注側か、単発の効率化か業務全体の連携か。この切り分けができれば、無料で足りるのか、最初から有料を選ぶべきかは自然と見えてきます。

無料では足りない場合の選択肢(低コストの有料クラウド)

受注側も含めて本格運用するなら、月額制のBカートなど低コストの有料クラウドが現実的な次の一手です。

無料枠を卒業したあとに検討しやすい、低コストの有料サービスを整理します。

項目無料の受発注システムBカート(有料クラウド)
費用無料〜(受注側は有料化)初期80,000円・月額9,800円〜(税別)
対象小規模・発注中心小〜中規模のBtoB受発注
BtoB機能限定的取引先別価格・掛け払い・帳票を標準搭載
連携有料・限定API連携に対応

たとえばBカートは、初期費用80,000円・月額9,800円(いずれも税別)から、取引先別価格や帳票作成といったBtoB機能を標準で使えます。無料で発注業務を試し、受注側まで本格化する段階でBカートのような有料クラウドへ移す、という段階導入が現実的です。詳しくはクラウド受発注システムの比較Bカートの料金を参照してください。

まとめ

受発注システムは無料で使えますが、その多くは「発注側は無料・受注側は有料」または件数・機能に上限がある形です。CO-NECT・COREC・@pocketなどは、小さく発注業務をWeb化する用途に向きます。受発注システム 無料の枠は、あくまで最初の一歩と捉えるのが現実的です。

無料か有料かの判断軸はシンプルです。取引先や受注件数が増える、受注側もWeb化したい、基幹連携が要る。この段階に来たら、無料の枠を超えて有料の選択肢を検討したほうが、結果的に手戻りが少なくなります。

無料で足りるか有料が必要かを見極めるには、まず自社の取引先数と受注件数を書き出してみてください。無料の次に低コストで本格運用したい場合のBカート構築・運用代行は、Bカートの料金ガイドから相談・資料請求ができます。

よくある質問

受発注システムは完全無料で使えますか?
発注側は無料で使えるサービスが多い一方、受注側は有料になるのが一般的です。無料プランでも登録件数や取引先数、機能に上限があることが多く、実運用の規模によっては有料が必要になります。
無料でおすすめの受発注システムはどれですか?
小規模ならCO-NECT・COREC・@pocketが候補です。発注中心か受注中心か、取引先数がどれくらいかで向くサービスが変わります。
無料プランの主な制限は何ですか?
受注側の課金、登録件数・取引先数の上限、帳票や基幹連携などの機能制限が中心です。運用が本格化すると上限に当たりやすくなります。
無料から有料に切り替える目安は?
取引先や受注件数が増える、受注側もWeb化したい、基幹システムと連携したい、という段階が目安です。ここに来たら有料プランや別サービスを検討するとよいでしょう。
無料では足りない場合の選択肢は?
月額制のBカートなど低コストの有料クラウドが現実的です。初期80,000円・月額9,800円(税別)から、BtoB特有の受発注機能を標準で使えます。

BtoB EC・受発注のWeb化をご検討なら

Bカート公式パートナーの株式会社Cravalが、構築・運用代行の無料相談を承っています。自社の商流・規模・既存システムをふまえ、最適な進め方を中立的にご提案します。

無料相談する